愛車を手放すのは名残惜しいものですが、さまざまな理由により手放さなければならないタイミングがあるはずです。
カスタム車両に限らず、愛車には想い入れがあり手離す時には、いろいろなところに連れて行ってくれたなと思いだすものです。
私自身も地方出身であったため、高校卒業を機に、親から車を譲り受けました。
決して高価な車でもカスタム車両でもありませんでしたが、幼いころからいろいろなところに一緒に行っていた車でもあり手放したときは何とも言えない気持ちでした。
今回は愛車を手離す時に1円でも高く手離すことで、次に購入するときのプラスにするために、記事にしています。
中古車市場で活躍する友人にも協力してもらい、どうすれば売却価格を上げることができるかをまとめていきます。
1円でも高く売るためにすべきことは下記のとおりです。
1円でも高く売るためにすべきこと
- 市場を把握し売り時を考える
- 業者の比較は、サイトで一括比較か自力で行う
- 相場を知ることで交渉を有利に進める
この記事ではその詳細を、中古車業界で1000万円以上稼ぐ、友人に協力してもらいまとめています。
参考になる部分もたくさんあると思いますので、必要な情報だけ抜粋して売却時の参考にしてみてください!
協力していただいた友人の実績
・某中古車販売での営業職
・入社3年目で中・四国、九州での営業成績No.1!
・年収1,000万円越え!
この記事を読んで分かること
- 車を売るときに抑えておきたいことが分かる
- 1円でも高く売るために必要なことが分かる
- 車を手離す時に必要な手続きを把握することができる
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中古車の売却時に影響する大きな要素 市場・相場の把握
中古車市場は現在、1.2兆円規模の市場であり、2015年から年々増加しています。
中古車相場は、毎日変動的?
市場を把握しておくことで、お得に売ることのできるタイミングか少し損をしてしまうタイミングかが分かります。
例えば、2023年であれば昨年の2022年が中古市場が大きく盛り上がっており、それに伴って販売価格・買取価格がともに上昇していました。
しかし、今年は勢いが下降気味でその分中古車の在庫が多くなっていることもあり、販売価格・買取価格ともに減少傾向にあります。
新車市場と大きく異なる点が、前述した部分になります。
需要と供給の部分が大きく影響し、在庫数なども価格に直接反映されてくる業界でもあるのです。
当たり前ですが、中古車市場は仕入れて売るビジネスモデルであるため、至極当然のことでもあると思います。
なぜ価格が高騰していたのか
2022年に価格が高騰した理由は、さまざまな要因が重なりました。
コロナウイルスの影響、国内外メーカーの新車生産が滞ったこと、半導体不足の影響などを上げることができるでしょう。
自動車業界だけではなく、その他の半導体を使用数製品は軒並み値上がりしたのを覚えています。
「25年ルール」も重なりました。
カスタム業界にいる方はその内容をご存じの方も多いでしょう。
簡単に説明すると、アメリカの車が売れなくなるため、日本車の輸入には制限があります。
それが生産から25年経たなければ行えない制限です。
日本の高性能の車はカスタムベースとなるスポーツカーなどに限らず、普通の車両も人気があります。
アメリカでの市場価値が高騰した影響を国内市場も受けることになりました。
2023年の現在は、価格も正常に戻りつつあります。
現在は昨年と比較すると、購入価格が落ちているため、買い手は買い時と言えるでしょう。
市場の変化も中古車売買には大きな影響を与えるものです。
カスタム車両の場合
カスタム車両は、一般的な中古車市場で判断した場合は現在需要がそれほどある市場ではありません。
買取価格はやはりどうしても落ちてしまう可能性が高くなってきます。
中古車の売却時に影響する大きな要素
ここからは実際に価格を売るときに影響することをまとめていきます。
愛車を手離す時に抑えておきたいこと① タイミング
先ほどから何度か述べていますが、時期により価格が大きく異なるのが中古車市場です。
そのため、最も重要な点は売るタイミングであると言えます。
2023年の現在より2022年に売っていたほうが売却価格はほとんどの車で高かったはずです。
それは、車両の状態などではななく、市場による影響であるためあなた自身が変更できるものではありません。
だからこそ、タイミングを見極めることで売却価格を高めることができるのです。
一方で、すべての人が良いタイミングで売ることはできないのも事実です。
車検の時期やライフスタイルの変化などにより車を手放すことを検討することが多いでしょうから、大きな要素ではあるもののある程度はその時期の市場を受け入れて取引を行う必要があるでしょう。
タイミングには2種類ある
市場という大きなタイミングの話だけではなくもう一つのタイミングが存在します。
それは、買取業者に依存するタイミングです。
買取業者の在庫状況
在庫がなければ店舗は商売することができないため、在庫が少ない場合は多少高い値段を出しても買取を行いたいと考えています。
そのため、競合がいる場合などは価格を上げて対応してもらえることも少なくありません。
買取業者の決算時期
業者の決算時期を抑えて売りに出していくこととも大切なことです。
決算時期は、各企業が力を入れるタイミングになります。
詳しい説明は割愛しますが、業績をよくするためにセールなどを行うわけです。
もちろん、成績向上は店舗(企業側)にもメリットがあるため、行われます。
そのタイミングを抑えておくことで、同じ車両でも売却価格が高くなる可能性があります。
決算期はある程度決まっている!
3月を決算期とする企業が一般的。
9月または12月も決算月となる企業もある。
愛車を手離す時に抑えておきたいこと② 価格相場
中古車市場に限りませんが、相場を抑えておくことはとても重要なことです。
特に前述したとおり、市場は変化しています。そして、その市場は新車の発表などにも影響を受けます。
新しいモデルが発表されれば、中古車の買い取り価格は下がったりします。
なかなか予測することは難しいでしょう。
ただ、あなたが乗っている車両と同程度の状態の車両の販売価格を確認することで買取相場をある程度把握することが可能です。
中古車販売の利益率は、車両による差はあるものの一般的な車両であれば10%~20%程度です。
そのため、「その価格を引いた金額が買取価格の相場」では残念ながらありません。
そこに買取時にかかるもろもろの諸経費が発生してきます。その分を差し引いて買取価格は決定されているのです。
そのため、買取価格が思ったよりも安いと感じることに繋がってくるのです。
愛車を手離す時に抑えておきたいこと③ カスタム箇所
カスタム車両の場合、一般的な車よりお金がかかっていることは間違いありません。
そのため、買取にもカスタム箇所を反映してもらえるかもらえないかは買取価格に大きな差が出てきます。
場合によっては、純正に戻してから各パーツを個別に販売するなどの方法を取ることも考えられるでしょう。
愛車を手離す時に抑えておきたいこと④ 発売が終了している車両の場合
希少価値の高い車両(生産が終了しているが現在も人気の車両)は、売却時期が難しくなってきます。
毎年のように価格が上昇しており、売るタイミングによっては価格が大きく異なる可能性があります。
このサイトでも紹介するような車両の多くは販売が終了している車両も少なくありません。
そのため、新車価格以上の価格がついている車両も少なくないのです。
また、先ほど少しお話しした「25年ルール」により、市場価値がさらに高まる可能性があることも忘れずに覚えておきましょう。
カスタム箇所を反映させる方法はあるのか?
営業マンの友人に話を聞きましたが、「カスタム箇所を反映させるのは一般的な中古車店では難しい。」とのことでした。
当たり前ですが、利益を上げるためには安く買取り高く販売するのが中古車販売店のビジネスモデルになります。
さまざまな人件費も発生しているため、どうしても買取価格は安くなってしまいます。
そしての時に市場の需要が低いカスタム車両はどうしても価格が見合わない傾向が出てきてしまいます。
カスタムショップに売った方が良い場合も
カスタム車両に関しては、程度にもよりますがカスタムショップに売却したほうが価格がつく場合が高いです。
カスタムショップの場合は、購入を検討するお客さんもカスタムに精通している方もいるため、カスタム車両としてお買い得かどうかを判断することができます。
中古車の売却時にやらなければならないこと
①業者比較
最も重要なことであり、ほぼすべてと言ってもよいのが業者比較です。
中古車を高く売るためにできることは、いい買取価格を提示してくれる業者を見つけられるかどうかになります。
中古車市場は競合も多く、多くの買い取り業者が存在しています。
そのため一言で業者比較と言っても簡単なことではないことも事実です。
買取を行っている業者の形態は下記の通り分けることができます。
- 各主要メーカーの買取・下取り
- 中古車販売店舗
- 個人のお店
- オークション業者
各業者や店舗により、それぞれ特色があります。
各主要メーカーの買取・下取り
新車購入時は、主要メーカーの買取・下取りも選択肢にあります。
メリットは何といっても楽に売却あるいは処分ができることでしょう。
一方で、価格はそこまで期待できないことも少なくありません。
新車からどれだけ値引きされるかで判断してしまいがちですが、実際には市場価値がもっと高い場合もあります。
時間に余裕があれば、他の売却方法を選択することをおすすめしています。
中古車販売店舗
対人の買取で最初の選択肢となるのが大手の中古車販売店舗での売却になるでしょう。
中古車の流通を専門事業として行っているため、買取までの流れなどは実にスムーズです。
担当者の方によりサービスの質に差があることも事実です。
中小規模・個人のお店
地方などで地域の方々に寄り添った店舗もあります。
大手企業とは異なるため、なかなかネット上で情報を集めたりすることは難しいかもしれません。
情報はお住まいの地域の方々から集めることになるでしょう。
最も大きな利点は、広告料などがかかっていない場合が多いことです。
オークション業者
普段意識することは少ないですが、車のオークション業者は意外と多く存在します。
主要メーカーや中古車店舗が専門の枠を設けているだけでなく、他業種の企業も参入している場合もあります。
もちろん、中小規模の中古車店舗や個人の方々も利用することになります。
実際に少しでも高く売るためには多くの業者を比較しなければなりませんが、すべての業者を比較することは現実的ではありません。
そのため、一括査定のサービスやネット査定などが人気であるとも言えます。
一括サイトの利用
一括比較サイトを利用すると、営業電話がかかってくるようになり面倒だと感じる人もいるかもしれません。
それでも時間的な観点からまずは、一括サイトを利用することをおすすめしています。
一括サイトを利用するメリットは単純に時間の短縮だけではありません。
愛車の売却を複数社から見積もりを入手できるため相場を把握することが可能です。
少しでも高く売るためにはたくさんの査定額を把握する必要があります。
一括比較査定におすすめのサイト3選
カーセンサー
中古車サイトの王道ともいえるカーセンサーの査定方法は一括査定かオークションかを選択することが可能です。
一括査定の場合は最大30社へ査定依頼が行われ、複数社の査定額を比較することができます!
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営業電話が面倒だと感じる方におすすめできるサイトです。
また、3時間以内に結果を知ることができるため、急いで車を手放したい方には魅力的です。
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自ら見積りをお願いする
一括サイトを利用しないのであれば、あなた自身が業者に連絡し見積りの依頼をかけていくことになります。
やはり面倒な作業であることに変わりはありませんが、その分買取価格が高くなる可能性があります。
他社の見積などを引き合いに出すことで多少価格を吊り上げることもできるかもしれません。
この辺りは、相場の価格を抑えておくことでも交渉時に大きなアドバンテージとなります。
絶対に手離す場合は競売もおすすめ
競合とは買取業者を数社集め、一番高値を付けてくれた業者に売却する方法です。
②車両の清掃
単純にきれいな車の方が買取価格が高くなるため車の洗車や清掃は行っておきましょう。
可能であれば、業者比較を行う前に清掃しておきましょう。
普段からきれいに使用しておくことも買取価格を高めることができます。
③個人売買も視野に
カスタム車両に限らず個人売買も検討してもよいかもしれません。
個人売買には双方にメリットがある場合も多く、個人的には積極的に行っても問題ないと思っています。
もちろん、トラブルなどが発生する可能性はあるので注意しておきましょう。
個人売買について興味のある方は下記のページがおすすめです。
関連記事:個人売買を行うときに抑えておきたいこと。
④知人や友人が働いていないか
中古車業界に知人や友人が働いている場合は、買取価格が高くなる可能性があります。
先ほどから述べているように、相場はあるものの価格はその時々のさまざまな要因により変動しています。
無理にお願いすることはよくありませんが、その方にとっても買取業績になり、インセンティブが発生する場合もあります。
お互いにメリットがある可能性が十分に考えられるため、相談してみるとよいかもしれません。
⑤交渉も忘れずに行う
購入時同様、売却時も基本的には交渉の余地があります。
前述している様々な要因により、中古車の価格は想像より買取価格に違いが出るものです。
買取側も余裕がある場合は、最初の提示額よりも買取価格を上げてくれる可能性もあります。
もちろん、すべての車両で交渉がうまくいく保証もありませんが、交渉する価値は十分にあります。
車を手離す時に必要な手続き
① 業者の選定
これまで記載してきた内容で業者の選定は終了できると思います。
このタイミングではすでに「売却価格が決まっている」ことになります。
あとは手続きを進めていくことになるため、1円でも高く売るためには、先ほど記載していることを行うことが大切になってきます。
実際に、車を手離す場合はこのサイトの記事を参考に業者を選定すれば少しでも高く、車を売ることができるでしょう。
② 業者とのやり取り
購入時同様、基本的にやるべきことは業者の方の指示に従っておけば問題ありません。
ただ、書類は準備しなければならないものがあります。
業者の方に早めに必要書類を確認しておくことであわてることなく対応することができるでしょう。
③ 車両の受渡
業者とのやり取りの中で受渡日は決まってきます。
余裕がある場合は、慌てずお互いにタイミングが良い日に設定すれば問題ありません。
急いでいる場合は、業者に相談し早めに受け渡しを行いましょう。
私物を車内に忘れないように注意しておきましょう。
④ 次の車両を購入する?
車を手離した後は、もちろん(?)次の車両を購入しなければなりません。
すでに、新しい愛車を手配している方もいるかもしれません。
まだの方は購入時にもお得に購入する方法を抑えておくことが大切になります。
中古車を購入するときに、抑えておくべき情報をまとめています。
今回協力いただいた業界の友人にもお話を聞いているので参考になる部分がたくさんあると思いますのでぜひご一読ください!
関連記事:中古車購入
記事のまとめに
今回は愛車を1円でも高く売るために必要な情報をまとめてきました。
手放すなら少しでも高く売ることができると次に乗る車の購入資金などに充てることができるためとても魅力的です。
中古車市場で1,000万円以上稼ぐ現役の友人に話を聞いて添削してもらっているので情報もかなり信用できるものになっていると思います。
最後に簡単に今回記載してきた記事をまとめておきます。
今回の記事のまとめ
- 中古車市場は変動的であるため、販売価格・買取価格ともに変化が大きい
- 高く売却するためには複数の条件(タイミング・業者比較)を満たす必要がある
- 手続きは難しいものではないため意識する必要はほとんどない
YouTubeでは、カスタム車両に特化した車両とカスタム箇所をオーナー様に直接インタビューした映像を制作しています。
興味のあるかはぜひご覧になってください!
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