現在でも多くの方々を魅了するハーレー。
現行モデルももちろん人気で、さまざまなモデルが発売されています。
今回は、ヴィンテージハーレーと言われているハーレーを紹介していきます。
エンジンの形状によって呼び名が異なる
ヴィンテージハーレーは、エンジンの形状により呼び名が異なります。
年代によって製作されているエンジンが異なり、そのエンジンのヘッド部分の形によって「ナックルヘッド」「パンヘッド」「ショベルヘッド」と呼ばれています。
単純にヘッドを省略して、ナックルやパン・ショベルと呼ばれることもあります。
多くのファンを魅了するバイクであり、当時モノのバイクやエンジンは、現在では入手することが極めて困難でもあります。
ナックルヘッド
1936年に誕生したハーレー、ナックルヘッド。
1936年から1947年の11年間、生産・発売されたバイクになります。
ヴィンテージハーレーの中でも、年代が古いため極めて入手が困難と言えます。
オリジナルで残っていることはほとんどなく、他の年代のパーツやレプリカパーツを使用し製作されることが多くなっています。
ナックルヘッドの種類は全部で4通りあります。
EL、E、FL、Fと呼ばれ、年代や排気量が異なります。
ナックルヘッド
- 年代:1936年~1947年
- モデル
- EL
- E
- FL
- F
パンヘッド
1948年から1965年に登場したパンヘッド。
17年間、製造・発売されていました。
前述したナックルの後継エンジンです。
名称の由来は、ヘッド部分がなべ(=pan)に見えることからきています。
パンヘッドを代表するモデルが1948年モデルの「ヨンパチ」と呼ばれるモデルです。
ヴィンテージハーレーの中でも1年という短い期間のみに発売されたモデルであるため、価値がとても高くなっています。
一般的な市場にはほとんど出てこないため、購入資金があっても購入することが極めて難しい車両でもあります。
パンヘッド
- 年代:1948年-1965年
- モデル
- ヨンパチ
- ハイドラグライド
- デュオグライド
- エレクトラグライド
ショベルヘッド
1966年から1984年までがショベルヘッドになります。
パンヘッドの後継モデルです。
ショベル(=shovel)が名前の由来です。
例に漏れず、エンジンのヘッド部分の形がシャベル(スコップ)に似ていることからそう呼ばれています。
その中でも1966年から1969年の間に生産されたショベルを「アーリーショベル」と呼びます。
ヴィンテージハーレーの中では、年式が新しいため比較的入手しやすいモデルと言えます。
(それでも簡単には手に入りません。)
ショベルヘッド
- 年代:1966年~1984年
- モデル
- FL
- FX
- CLE 他
84年以降のモデル変遷
84年から98年の間に生産された「エボリューション」。
エボリューションからはエンジンのデザインが大きく一新されています。
貴重なバイクの製作!
ナックルヘッドを製作していく過程をYouTubeに投稿されています。
これからしっかりとカスタムされていかれますのでぜひチェックしてみてください!
カスタムショップは神奈川県の【BLUE GROOVE(ブルーグルーブ)】です。
BLUE GROOVE
ハーレーカスタムの種類
ハーレーはバイクカスタムの代表的な車両でもあります。
アメリカを起源とするカスタム文化の多くは、ハーレーをカスタムしたものです。
同じアメリカ産のインディアンもベース車として存在していますが、ハーレーの方が多くなっています。
ボバーカスタム
1950年代からカスタムジャンルの一つとして確立されている「ボバースタイル」。
レースでの軽量化がカスタムの起源です。
チョッパースタイル
1960年代に誕生した「チョッパースタイル」。
カウンターカルチャー的な側面も持つ、スタイルと言えるでしょう。
関連記事:アメリカンバイクカスタムの王道「チョッパーカスタム」とは?
フリスコスタイル
チョッパースタイルが派生した「フリスコスタイル」。
フリスコ=サンフランシスコで生まれたスタイルでもあります。
国内のショップ・ビルダー
BLUE GROOVE/ブルーグルーブ
神奈川県のショップ【BLUE GROOVE】。
アメリカで車両やパーツを探しそのまま使用されています。
人気ショップのため、来店は要予約制となっています。
BLUE GROOVE
SPICE MOTORCYCLES
SPICE MOTORCYCLES
遠藤自動車サービス
遠藤自動車サービス
- WEBサイト:遠藤自動車サービス公式サイト
- SNS:Instagram 遠藤自動車サービス
もちろん、他にも多くのショップが存在しますので、ぜひ探してみてください!
記事のまとめに
ヴィンテージハーレーは、国内外で多くの人々を魅了しています。
これからさらに価値の高い車両になっていくことでしょう。
バイクの免許取得には免許合宿がおすすめ!
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特に、大型自動二輪を取得しなければ乗ることのできない車種やモデルも多いため、免許を取得していない方はぜひ、免許合宿の参加を検討してみてください。
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