本格的な撮影には機材がつきものです。
スマートフォンのカメラ性能も年々上昇し、手軽に高品質な映像を取ることができるようにはなりましたがまだまだ撮影に特化しているカメラにはかないません。
今回は映像制作を生業としている映像制作チームが利用する機材を紹介していきます。
本格的に撮影を始めるにあたり最低限抑えておきたい機材になります。
もちろん、紹介する機材以外にも素晴らしい機材は存在するため、あなたの撮影内容や作りたい映像を考慮して購入する機材を金ることをおすすめします。
ボディ
趣味の撮影の場合は、一台で対応できます。
映像制作で独立する場合は、可能であれば2台以上準備しておくことで機材トラブルがあった時も安心して対応することができます。
SONY α7sⅢ
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
SONY α7Ⅲ
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
レンズ
SONY
メインレンズである55mm
単焦点でありますが、これ一つでも映像制作ができてしまうほど実にコスパの良いレンズになります。
室内外の撮影で対応することができます。
唯一の弱点はズームレンズではない点ではありますが、それでもこの1本で本格的な撮影を始めることのできる素晴らしいレンズになります。
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
TAMRON
TAMRONの17-28mmは、広角レンズとしてとても優秀です。
映像業界の多くの方々がおすすめしているレンズでもあります。
さまざまな場面で活躍してくれるレンズになります。
イベント時や企業PVなど使用しないときの方が少ないレンズになります。
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
ジンバル
Ronin-M
安定感はもっともあるのがこのジンバルになります。
両手でジンバルを操作することができるため、安心して撮影することができます。
一方で取り回しは後述するジンバルに劣ることになります。
撮影場所を選ぶジンバルと言えます。
ただ、相当狭い撮影場所でない限りは対応することができます。
そのため、総重量が重くても対応できる方には最もおすすめできるジンバルと言えます。
ほぼすべてのレンズに対応できる点が最大の利点と言えるでしょう。
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
Ronin-S
総重量は後述するジンバルと比較したときに重めになりますが、とても安定感があります。
軸が出しずらい点と長時間の撮影には不向きではありますが、対応できるレンズ幅も広いため撮影内容が決まっている場合や総重量を気にしない方におすすめできるジンバルになります。
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
Ronin-SC
上記したジンバルと比較したときに最もメリットと言える点は総重量の軽さでしょう。
撮影案件にもよりますが、1日中撮影することも少なくありません。
その時に、地味に総重量の軽さは快適に撮影を行うためには必要になります。
ストレスなく撮影を行うことができる点と比較的、軸出ししやすい点、価格も安価であることも大きな魅力です。
一方で、あまりにもレンズの重量がある場合などは対応できない場合もあります。
使用するレンズに合わせて購入するジンバルを検討していきましょう。
こんなあなたにおすすめ!
- アクティブに撮影を行う予定の方
- 長時間の撮影を行う予定の方
他のジンバルをおすすめする方
- 撮影は短時間でしか行わない方
- 使用予定のレンズが比較的大きいレンズを予定している方
ソフト
撮影だけでは、当たり前ですが映像は完成することはありません。
撮影後は編集作業を行わなければなりません。
大きな企業になってくると完全分業制で行っているところがほとんどです。
最近よく見る映像制作の副業などは編集部分のみを指すものになります。
どちらも大切な分野であり、どちらもできることで好きな映像を作ることができるようになります。
編集ソフト
編集ソフトも有料のソフトを利用することになります。
無料で使用することができるソフトもありますが、本格的に映像制作を始める場合は有料のモノを選択することになるでしょう。
最も利用されているといっても過言ではないソフトがAdobe premiere Proになります。
映像制作を解説しているYouTube動画も多く、独学で始める場合にも躓いたところなどを動画で確認することができるメリットがあります。
また、企業案件などもAdobeの利用が条件になる場合も少なくないため、0から始めるのであればAdobe一択と言ってもよいでしょう。
音源サブスク
音源も映像制作に欠かすことができません。
収益化しない場合は、フリー音源を使用する必要はありません。
しかし収益化や企業へ映像を製作納品していく場合は有料のサブスクに加入しなければなりません。
一方で商用利用無料の音源を提供されているチャンネルも少なくありません。
ただ、著作権は製作者に帰属している場合がほとんどです。
利用するときは注意して利用する必要があります。特に商用利用をした場合に音源の使用問題で揉めるとクライアントにも影響を与えることになります。
そのようなことが起きないようにもサブスクで契約した音源を利用したほうが安心して利用することができます。
PC
編集時に使用するPCスペックも重要になります。
一つの映像を作るために、実に多くのデータを使用することになります。
そのため、必要最低限のスペックがない場合、映像制作を行うことがストレスになります。
映像制作に必要なスペックは以下の通りと説明されていることが多くなっています。
PC性能は上げれば上げるだけ価格が高くなってしまいます。
特にAdobeと相性が良いアップル製品は他のPCと比較した場合、少し割高になってしまう傾向があります。
ただ、これから映像制作をAdobeで行っていく場合は、YouTubeにマックを使用している方の説明が多いため、マックを購入することで参考にできる情報がとても多くなります。
記事のまとめに
今回は私たちが制作時に使用する機材をまとめてみました。
必要十分な機材ではありますが、それ以上に高価な機材を使用されている方、逆に安価な機材を使用されている方もおられます。
コスパ良く映像制作を行うことができる最低限の機材の紹介になっていると思いますが、本格的に継続して行うかわからない場合は、まとまったお金が必要になるのも事実です。
最近はレンタル機材も豊富に扱っているため、複数の機材を比較することもできます。
購入予定の製品を迷っている場合は、レンタル機材で試しに使用してみることもおすすめです。
実際に使用することでしか分からない部分もあるため、自分の手で確かめておくべきです。